2011年03月18日

Posted by art of tida
at 15:48
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パリ(畑)発直行便

本日のお野菜。心を込めて

毎週金曜朝はヤマト運輸の宮古島空港営業所へ。

荷物を引き渡しながらふと、カウンター上の荷物に目が留まる。
私の前に引き渡していった人のものらしい。
伝票を見ると「お届け先」は首都圏。

「品名」 天プラ、乾電池

「発送元」 宮古島市下地xxxx お父さん


本土に“旅に出ている”息子だか娘の心配をするお母さんが
それなら何か送ってやりなさいとお父さんに言われ
あれと、これと、そうそう天ぷらも焼いて・・・と
(おそらく魚ではなくて芋かな、砂糖(サーターアンダギー)かな)
あれこれ詰めて、書いた伝票だろう。

勝手に宮古的ドラマ。
あったかいな~。

今、日本中から送り送られている救援物資の一つ一つにも
詰めた人の“心”がこもっているはず。

こんな時だからこそ、私も。
より一層の心を込めて、『宮古島産野菜詰め合わせ』、発送しました。

本日のお野菜。心を込めて
詰め合わさったのは13種類の野菜たち。


◎真ん中にぽんと座るトマト

もうじき『宮古島サルサ』の原料になる予定の渡真利さんのトマト。
一年ぶりに再会する“塩要らず”のしっかりした味が、
あぁトマトってこういう味だったなぁ、と思い出させてくれます。

◎平良さんのサラダセット

開けてびっくり!最初に目に飛び込んでくる鮮やかなリーフレタス類。
ルッコラ、トレビス、エンダイブ、ミズナ、コスレタス、パルダマ・・・
畑じゅうのいろんな菜っ葉を10種類以上アソートしているので、
そのままちぎるだけ高級フレンチ風サラダの出来上がり!^^v

◎いんげん&びっくりジャンボ(平たい豆)

渡真利さんの手になる彼らに出会ってこの仕事を始めたほど、
わたくし大ファンの野菜たち。
えぐみのなさと甘み、香りのよさといったら・・・・!
いんげんは軽くゆがく程度で、ごまドレッシングなどで
ポキポキ食べるのもおすすめ。

◎相変わらず貴重品のゴーヤー

冷たい冬のせいで、品薄状態が続くゴーヤー
薄くスライスしてサラダに、厚めスライスでちゃんぷるーに、
ビタミンの王者を食べ尽くしてください。

◎秀さんの新じゃがいも&黄金にんじん

ジャガイモは、サイコロ状に切ったものを
ローズマリー(同梱してあります)とともに
オリーブオイルと塩コショウでフライパンでカリッと焼いてみてください。
シンプルだけど、おいしいよ~ぅ♪

にんじんは沖縄料理の“しりしりー”にすると甘~い!
そしてあっという間に消費できます。

まだ寒い日なら、じゃがいも&にんじん一緒に
ポトフなんかもおすすめですね。

◎宮古ぜんまい

森で採ってきたこごみの一種(宮古自生種)。
さっとゆがいてポン酢やドレッシング、またはおかか&醤油ひとふりで
美味かつポキポキした食感がやみつきに。てんぷらも上等。
(そういえば先日、アラマンダのピッツアリアでピザに載ってるヤツと再会。
目うろこの美味しさでした!)

◎生アーサ

宮古島では春の訪れを告げる季節もの。
地元では出汁の効いたおつゆやおそばに入れたり、
小麦粉をまぶして(ついでにシーチキンや青ネギなど加えて)かき揚げにした
“アーサてんぷら”(この写真の中央右)が何といっても人気です。

◎ジャンボピーマン&赤ピー

赤はパプリカではなくて、木で熟した“完熟”ピーマン。
市場では売り物にならないんだけど(農家さんだけの楽しみ)、
栄養も甘みもあっておいしいのでぜひ赤・緑混ぜて使ってね。

◎島らっきょう

しゃきしゃきした歯ざわりと鮮烈な香りが
一度食べたら病みつきになる島らっきょう。
ちょっとした下ごしらえが必要ですが、塩もみがおすすめ
地元では(こちらの写真のように)炒め物とか、
てんぷらが定番です。

地元のお母ちゃんたちの島らっきょう料理は強烈よ~!

◎なぜかズッキーニ

最近、こうしたイタリア食材をつくる人が増えて
市場にもときどき、目をひくおいしそうなのが出るのです。
スライスしてパルメザンをトッピングしてオーブン焼きとか
トマト缶と玉ねぎ、にんじんなどでカポナータ(ラタトゥユ)とか
肉のソテーと一緒にフライパンで焼いて付け合せ、とか・・・?


以上、きょうは(こんな時だからいつもより多めの)種類が入りました。
宮古島の元気な野菜たちが、どうぞいつものように
明日の昼前に届きますように。
お母さんのてんぷらも・・・。


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