2006年09月18日

Posted by art of tida
at 00:00
Comments(5)

愛しゃ宮古島・宮古ひと

がんずうおばぁ訪問~敬老の日に

下里通りの「伊志嶺商店」には、
製造やカフェで使う多良間の黒糖なんかをよく買いに行きます。

建物こそ新しいコンクリヤーだけど、
昔ながらのまっちゃ(商店)のたたずまいをそのまま残すこのお店には、

「法事の時のお酒やカビジン(仏前で燃やす紙銭)、新年の暦などは
縁起のいいこの店で必ず買いたい」

という常連さんがたくさんいらっしゃるそうです。

その秘密が、“看板おばぁ”。

365日年中無休で帳簿台に座り、店番をしている伊志嶺文(ふみ)さんは、
なんと数えで104歳。

がんずうおばぁ訪問~敬老の日に
わたしもがんずう(元気)で働き者の文おばあちゃんにあやかりたいと、
敬老の日のきょう、お祝いにうかがいました。

「あらー、うれしいねえ。ありがとうね。
おばぁはまだまだ頑張るよ」


戦後60年間、この場所の商いを守りぬいた厳しさなんて
ちっとも感じさせない大きな笑顔。

5人のお子さんのうち、
若いときに島を出て大阪で成功した自慢の長男さんは、
昨年、めでたく定年を迎えられたそうだが、
「親が現役で頑張っているのに、自分が引退できない」
と、新たに会社を興されたとか。

「あんたも、いっぱいお金を儲けて、
子供たちにいっぱいあげなさい。
そして、おばぁにお祝いを持ってきなさいよー」

あぃ。さっすが。

ふと思って、誕生日を聞いてみたら、
「明治37年12月31日」
はっきりと答えてくれました。
その場で暦を開いてみたら・・・ビンゴ!

おばぁちゃん!わたしも同じ「辰年」生まれよー。
とっても縁起いいわぁ。嬉しい。
いっしょに頑張りましょうね!


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この記事へのコメント

ふと思う。。。
辰年生まれは精霊の恩恵に守られ
打たれ強く、ひらめきに浴す。
とか~

おばあ共々、思ったままこれからも生きてくGO!
で、いきましょう!

台風心配だったが、宮古はかすめた結果で、よかった。
東京もんが安心できるサイズじゃなかっただろが、ね~

クリームソーダの海、みてみたい・・・!

Posted by のむらんま at 2006年10月15日 18:59

ひっ、104歳!
私が今の倍生きてもまだまだ足りない…。
写真からも感じられる力強さ、すごいですね。

私も辰年生まれ。
のむらんまさんのコメントですっかりその気になりました。

台風のエネルギーも自分のものにしちゃおっと。
明日から那覇に行きます。
フーチバのパスタ食べてきますよぉ。

Posted by さくらさく at 2006年10月15日 19:00

★のむらんまさん、さくらさくさん
うふふ、ドラゴン3匹、
揃っちゃいましたねー(^_^)v

おばぁに比べたら、われらまだまだ子ドラゴン。

のむちゃんのオコトバを鵜呑みして、
人生思いのまま楽しく生きましょう。

百歳目指してGO!

Posted by yuri at 2006年10月15日 19:01

8月末に行ったときに持ち帰った
観光情報誌「宮古島タウンガイド」で,下里通りの「伊志嶺商店」確認しました。

ただ,ユリさんのお店,未だ確認できず。
荷川取って漁港の近くなのですか。

Posted by 千葉のたけちゃん at 2006年10月15日 19:01

★千葉のたけちゃん
超老舗の伊志嶺商店とちがって、
タクシーの運転手さんに「荷川取のアートオブティダまで」
って言っても、99%通じないほど・・・
良くいえば「隠れ家的」なお店なのです(^_^;)

Posted by yuri at 2006年10月15日 19:02
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