art of tida 宮古島から太陽の恵みのおすそわけ

おとといまでは、西に進んでいたので、
台湾に抜けるだろうと高をくくっていたのだけど、
きのう午後になって急に、

「やっぱり宮古に寄ってくべきー」

と思ったかどうか。
急に進路を変えたので、あわてて電話連絡。

「よもぎ、生えてますか～？
台風がくる前に、摘めるだけ、摘んでくださーい」

そう。このあいだ７月の台風のとき。
まだ｢生産者」になって迎える初めての台風で、
ベランダの鉢を片付けたり、
ソーミンとサバ缶（停電時の非常食ソーミンチャンプルの材料）を買いこんだり・・・
という程度の（去年までの）台風対策しか及ばなかったのです。

台風が去って、やれやれ。
さて、そろそろ『フーチバペースト』在庫僅かになってきたからつくらなきゃ、
と思ったときには後の祭り。

「あっがい～。葉っぱのものは、吹き飛ばされてなんにもないよ～」

よもぎを納めてくれているねえさんたちに言われて
初めて気づいたのでした。

台風が来るとわかった時点で、収穫できそうなものは、とにかくする。
宮古の農業では、あったりまえのことだったのに！

ということで、今回は万全。
よもぎのねえさんたちも、
「電話がくるべきねー、と思っていたよー」
と、すでにスタンバイしてくれていたのでした。

たんでぃが～たんでぃ。

それにしても、台風のやつ、何で週末を狙うかなー。
カフェの営業は、様子をみながら、
暴風域に入るようだったら、お休みさせていただきます。
海に向かった総ガラス張りの店内で、
台風観戦する勇気はないので・・・(^_^;)