art of tida 宮古島から太陽の恵みのおすそわけ

ずっと前（だと思っていたら、去年のことだと笑われたが）
ＪＴＡの機内誌「Coral　Way」で
「二十歳になったマンゴーの恩返し」という印象的な題名のコラムに出会った。

25年前、宮古島でまだ誰もマンゴー栽培もハウス農業もやっていなかった頃に、
人に笑われながら「家の中で」マンゴーを始めたこと、

マンゴーはリスクも手間もかかる果実で、
1本の枝で、最低3回は枝を吊る作業があること、

木酢液やニガリをまいたり、集まってくる害虫駆除のために誘殺灯をつけて、
無農薬で育ててきたこと、

そして70代になってマンゴーブームに火がつき
「かわいがって育てたマンゴーが成人して、恩返ししてくれた」
と締めくくられた、
その記事で紹介されていたのが洲鎌隆さんだった。

いつか、この人に会ってみたい。

念ずれば通じたのか、
マンゴーを求めて友人の紹介で訪ねた若い農業者の
おやじさんが洲鎌さんだった。

「記事を見たといって来たのは、あんたがはじめてだよ」

あきれたように、でも、「これか？」と、
作業場の棚から埃だらけのその掲載誌を見せてくれた。

顔には出さなかったけど、もしかして嬉しかったのかな。

加工用のマンゴーを分けてもらおうとお金を払おうとしたら、
「試作したやつを持ってきたらいいさ。楽しみだ」
と言ってくれました。



ということで、
じゃじゃーん♪
次はマンゴー関連の新製品、
果たして成るか！？

追記：おかげさまでアートオブティダ待望の３品目（新商品）、
　　　　7月26日に『宮古島産マンゴーチリソース』デビューしました～(^o^)／

追記その２：洲鎌さんの完熟マンゴーは、以降アートオブティダでも毎夏、
　　　　　　　　お取扱いさせていただくようになりました＾＾
　　　　　　　　お問い合わせ・ご注文はこちら→アートオブティダe-shop