2008年02月19日
美しいしごと
宮古島は製糖シーズン真っ盛り。
天候は曇りがちで海の色も悪いけれど、
島じゅうが活気に満ちるこの季節がわたしは大好き。
道路端に整然と並んでトラックの迎えを待つキビ山の美しさに感嘆のため息をつき、
キビを満載して誇らしげに走ってくる10トントラックに胸を熱くするのです。
それは、束ねられたキビの向こうに、
それらを育て、収穫した生産農家の人々のひたむきな姿やまっすぐな想いが見えるから。
それはしんどい「手刈り」の、それも想いのこもったキビの美しさは、
ほら↓、比べてみたらわかります。
天候は曇りがちで海の色も悪いけれど、
島じゅうが活気に満ちるこの季節がわたしは大好き。
道路端に整然と並んでトラックの迎えを待つキビ山の美しさに感嘆のため息をつき、
キビを満載して誇らしげに走ってくる10トントラックに胸を熱くするのです。
それは、束ねられたキビの向こうに、
それらを育て、収穫した生産農家の人々のひたむきな姿やまっすぐな想いが見えるから。
それはしんどい「手刈り」の、それも想いのこもったキビの美しさは、
ほら↓、比べてみたらわかります。
左はハーベスターで収穫したもの。
草からゴミから一網打尽の10トンとは、重みが違うでしょう?
でも、今後はますます生産者の高齢化が進むなど、
ハーベスターを導入して効率化を図らざるを得ない状況にあります。
沖縄の製糖業は、いまや国が買い取ることでかろうじて成り立っている
“斜陽産業”ではあるけれど、
宮古島の風景をつくっているサトウキビの、「手刈り」の美しいしごとを
(砂糖原料の市場価値ではなく)現代の価値感で再評価したならば、
なにか新しい道が開けるのではないかと思うのです。
この記事へのコメント
昨日深呼吸の必要だったかな?サトウキビの援農隊の
ドラマBSハイビジョンでみたばっかりよ。宮古市島も
でていた。良いドラマだったな。
友情がうまれるそんなものだった。さとうきびのきびかり
私やったことがないけど、あなたはある?
宮古島なつかしかったな。
Posted by kimiyomama at 2008年02月19日 13:12
★kiyomamaさん
はい、『深呼吸の必要』、以前
公開したばかりの頃に、マティダ市民劇場で観ましたよ。
少年達がキビ畑で作業する姿が、
淡々と映像になっていて、それがよかったな。
今の季節に“里帰り”すれば、キビ倒しできるのに~!
私はすでに体験済みなので、遠慮しますがね^^;
Posted by ゆりこ@宮古 at 2008年02月20日 18:24